3/2?3/4というレセプト期間真っ只中に、3日間9:00?17:00とびっちりのスケジュールで、行動援護従業者養成研修に参加してまいりました。
研修会場は県庁の9階。私の場合は市内なので、大丈夫ですが、研修には鹿島や波崎といった遠方の方もいらっしゃっており、大変だなぁと思いました。
この3日で、いままでいろいろと分かっているようで、全然分かっていない対応をしていたのかなぁと感じます。
行動援護の主な対象者は自閉症の方。精神障害や知的障害の方も当然含まれるが、利用者の多くは自閉症の方たち。その理由は行動援護が使える条件にあるのかなと思いました。
そもそも、行動援護とはなに?と思う方も多いでしょうね。介護保険では出てきませんし、障害福祉サービスでも、数は多くないような気がします。(少なくとも水戸にはあまり無いと思われます)
行動援護は簡単に言うと、障害程度区分が3以上で、行動援護判定の認定調査項目を24点中8点以上に該当される方が利用できます。定義は、知的障害または精神障害により行動上著しい困難がある者に対して、外出時および外出の前後に、(1)予防的対応、(2)制御的対応、(3)身体介護的対応のサービスを行うものです。事前に利用者の行動特徴、日常的な生活パターンなどの情報収集を行い、援護に必要な様々なコミュニケーションツールを用意(例えば絵カードなど)します。
講義に加えて、ロールプレイなどのグループワークも行いながら、楽しく学ぶことができました。
「段取り8分」がポイントのようで、視覚的な特性を利用したコミュニケーション技法などは、目からうろこ的なこともたくさん学べました。
行動援護を今後行うかどうかは未定ですが、様々な対応方法を知っておくことは、いろいろなケースのときの武器になると思っていますので、今後も忘れないように学びを深めていこうと思います。
大変かもしれませんが、わかると楽しい!そんな印象を受けました。
インストラクターの皆様、ありがとうございました。