Ｈ.20.08.17　笠間市にあります、社会福祉法人様にて出張講習を行ってきました。

少人数で、内容の濃い研修ができたと思います。

今回も、介護保険上でのグレーゾーンに対する解釈や、同じサービス内容でも、ケアマネージャーさんによって算定方法が違うなど、日頃の訪問介護ならではの悩みが噴出し、短い時間の中で熱く語らせていただきました。

訪問介護事業所は、訪問介護を誰よりも理解していないといけない筈です。

ケアマネージャーさんよりも、保険者よりも。

誰にだって間違いはあります。

それを指摘し、罵倒しあうのではなくて、あ?でもない、こ?でもないと利用者の立場に立って、一緒に議論して、初めてお互いが成長し、それが制度の熟成に繋がると信じています。

ですから、同じ制度を育てていく業界の人間同士、平等な視点で、議論の場を作りましょう。

訪問介護事業所も、怖がらずに、たくさんの人と話し合い、語り合い、成長させてもらいましょう。

私は、毎月、できる限りＦＡＸではなく、実績を直接報告に行くように心がけています。（全員とはいきませんが…）

そこで、少しでも話ができることは、自分の成長、事業所の成長に繋がるからです。

顔を見て、話をして、血の通った関係を築くことが、本当の連携に繋がると思います。

誉められること、怒られること、全てが自分の糧となります。

今回、訪問させていただいた事業所様にも、そんな関係をたくさん作れるように、応援しております。

ありがとうございました。

「ゆりかご」は、地域のたくさんのケアマネージャーさんに育てていただいた事業所だと、いつも感謝しながら、これからも精進してまいります。