こんにちは。小野です。
ピア(peer)とは、同僚、同輩、同級生、仲間、友人、対等者などの意味を持つ英単語です。今日は、ケアマネとしてこのチカラの尊さのお話をしますね。
ALSで気管切開したばかりのKさん。呼吸器をつけると、いろんな機械やチューブが身の回りに置くことになり、それをどうカラダの一部にしていくか(取り扱うか)はとても大事なことになります。
わからないことはストレスになりますからね。
退院してきて、病院ではうまく作動してたアモレ(自動持続吸引器)がアラーム!
生命維持装置のアラームは本人家族にとっても不安ですし、アラームが止んだ後も何が起きたのか心配がつきません。
そこで、私が長年お付き合いしてる、同じ疾病のご家族Yさんに、Kさんの様子をみてきて欲しいとお願いしました☺️
YさんがKさんの玄関のドアを開けると…なんと!アモレがうまく作動しはじめたというのです☺️その他、色々療養上アドバイスもしてくださったとのこと。
偶然だと思いますが…🤭
これはピアのチカラだと信じます☺️
ここからはケアマネの視点で…
仕事上、つい、医療介護従事者で解決となりがちですが、仲間で解決する方が絶対いいです!
当事者じゃないとわからないこと。リアルな知恵と情報こそ大事だと思います。
また、家族介護は他者にはわからない苦労があります。その苦労をただの苦労に終わらせたくない気持ちが常にあります。
苦労から得た経験と知恵を社会に活かすこと。大事なことだと思います。
ピアのチカラは、本当に優しくて温かさを感じます。陽だまりのような感じ。
Yさんから「自分で役に立てるなら、いつでも呼んでください」と言葉いただきました。本当に尊いです。
Kさんには「これからどんどん経験して得た知識を広めていきましょう」とお願いをしました。
今日は一日雨降りで寒い日でしたが、心温まる日になりました☺️
それではまた。

写真は
先日京都の清水寺の坂にあるパン屋さんで食べたものです。丸い鞠のようなものがパンです!美味しかった〜☺️