5月15日の18：30より「花王プロフェッショナル・サービス株式会社」様のご協力をいただき、排泄ケア研修を訪問介護・訪問看護・定期巡回・通所介護・居宅介護支援の部門共同で開催いたしました。

約70名の規模となり、熱気ある研修となりました。

今年度の法人目標は『「ひと」を通じて、自分を磨こう』としています。ご利用者様の支援から学ぶことはもちろんですが、職員からも、関係機関からも、他職種からも多くの学びを得ていきましょうとしています。さらに学ぶ上で「他責」ではなく、「自責」として考えることを意識していきましょうと伝えています。

排泄ケアは、介護でも看護でも共通する領域。お互いの共通言語を作ること、知識と技術をアップデートすること、ケアを通じて尊厳について考えることなどを目的としています。

株式会社花王さんの「リリーフ」についての商品説明にて、おむつの性能や特徴を理解することができました。

そして、盛り上がったのがフィッティングです。いわゆるパッドの重ね当てや、陰茎巻きなど漏れを防止しようと試みることが、結果として漏れを誘発しているという視点を、多くの職員で共有できたことは、とても意味のあることだったと思いました。

研修後は、研修中に作成したGoogleフォームから習熟度テストを実施し、知識定着の確認、アウトプットを実施しました。（これは、私が学んだカークパトリックモデルの実践アウトプットにもなっています。）

これから1年間、この研修を基礎として、各部門で選抜したメンバーに株式会社花王さんで認定資格としている「おむつマイスター資格」を取得していただくために、研修とテストを受けていただきます。さらに、おむつマイスターになったら、各部門で、おむつマイスター主体の排泄ケア研修を実施してもらう予定です。

サービスの質を、目に見える形で向上を目指し、よりよいサービスを提供できるように、職員一同努力してまいります！