こんにちは。
ゆりかごケアプランセンターの小野です。
私たちケアマネジャーは、ケアプランにおいて「その人らしく」を大事にと研修等で学びます。
ケアマネの集まりで、その人らしくが難しい…とも聞きますが、
私はその人らしさとは、「これまでの延長上に今があること」が大事だと考えてます。
ALSになり病気と障害と向き合っているKさん。
Kさんは、病気になりこれからの生活どうしようと考えた時、「これまでと同じ生活を穏やかに続ける。社会貢献をすること」とお話しくださいました。
ALSの深刻な状況は医療で太刀打ちできない。介護にももちろん限界はある。そんな中でもその人らしくを考えた時、彼のこれまでの生活の延長上に今を考えました。
彼は…
いろんなことにチャレンジしてきた…
マラソンでも自転車でもなぜか、悪天候の時に記録を出してきた…
仕事も社会貢献の一つと考えてきた…
これらの延長上は…
当事者でなければ語れないことがたくさんあるので、それを語ってもらおう!と思いました!
看護学校や、難病支援センター、保健所等に芸能マネージャーのごとく売り込み😆報道機関にもプレスリリースをお渡しし売り込み😆
そんななか、ご縁をいただいた水戸ホーリーホックから選手の育成プログラムとして実施している『MakeValueProject』に特別講師として依頼!
先週、ゆりかごデイサービスに細川アンバサダーが来訪してくださり打ち合わせをし、
当日はデイスタッフと共にサポートしてきました。
Kさんはこの日に備えてパワポを作成。
ALSについてやALSになっての心境の変化。進行に対しての社会資源やサポートについて等、当事者ならではの講義となりました。
また、質疑応答の後のフリートークでは、選手からあのロボットは何ですか?と質問をいただき、オリヒメの可能性についても熱くお話し。観戦の多様性を選手と一緒に考える機会となりました!
ケアマネとして、彼の活動を通して、難病やオリヒメを知ってもらいたいと、ダメ元で報道機関にプレスリリースしましたが、ホーリーホックのご協力もあり、当日はNHKの取材もあり感謝です!
講演最後にも、養生したばかりの綺麗〜なフィールドで水戸ホーリーホックの経営陣とスポーツの力。生きる喜びについて熱く語ってきました!
最高の多他職種連携です!
最後に、Kさんのご家族と仕事仲間とデイスタッフと記念撮影。秋空にグリーン。吹き抜ける風がすごく清らかでした。