介護とは関係ありませんが、現代人にとって実践して非常に効果の高いことが紹介されていましたので、紹介します。
以前に、この著者の本で「弾言」という本を読んで、とても思考パターンが自分にはないもので刺激的だったので買ってみました。
この書籍には、これからこの時代を生き抜いていくためのエッセンスが凝縮されています。本の読み方も、私にはとても役立ちます。週に3冊くらいしか読みませんが、そんな私でも本を読むことの意識が変わりましたし、もっともっと本が読みたくなる一冊となっています。
著書の中に「2割で仕事をし、8割は遊ぶ」という言葉があります。この意味は本当に考えずに快楽のみを求めて遊ぶということではなく、
仕事「?しなければならない」
遊び「?できればいい」という定義の下で考えます。
一般的には「仕事」がもっと大きな割合を占めると思いますし、自分自身も仕事2割かというと、周りの人に笑われます。
1日10?15時間という労働時間が日常の私ですが、精神衛生上は特に自分では問題ないように感じます。それは、著者のいう「遊び」と実際の仕事との境界線が曖昧なところにあるからだと思います。
自分のルーティンで、「仕事」すなわち「?しなければならない」というものは実はそれほど多いわけではなく、今日、ここまでやる必要はないけど、やっておくことで仕事のスピードとして他者評価が上がるということであったり、実際この完成度でも十分成立する仕事でも、自分がここまで目指してやってみたい、と思ったり、要は好きでやっているという仕事が多いんだと思います。
仕事に対する基本的な姿勢が、「自分にとってここまでできればいいな。」と無意識に思える事で、仕事という感覚も当然ありますが、自己成長の為の自分に対する投資をしているというイメージなんだと気付いたのです。
読書にしても、知的好奇心というか知的欲求というかその延長上で一番効率の良い方法だと肌で感じているからやっているんだと思います。ただ、頭の回転は悪いので(泣)なかなか読んでも遅いですし、内容も血肉となるには時間がかかりますが。。。
でも読書は贅沢な自分の為の時間なんですよ。この本を読みながら、すごく実感した事がこの感覚で、読みながら自分にご褒美をあげているという感覚になったことはとても新鮮でした。
この本を読む以前から、この数年、テレビは決まったもの以外、ほとんど見ないようになりました。週に2時間見るか、見ないかです。今の自分の課題は、有用な情報の取捨選択をいかに効率よく行い、情報に溺れずに生きていけるかということです。
今はとにかく、ツイッター、WEBなどで浴びるように情報を仕入れる努力をしています。しかし、きっとインプットの絶対数がもっと突き抜けた数字となることで初めて、この情報は自分にとって今必要、不必要という判断ができるんだはなかろうかと思い、今後もその努力はしていこうと思っています。
著書の中でもテレビやプッシュ型の情報に頼るべきではないということも書かれていますが、もともとテレビ好きの私にとっては、離れてみて見えてくるものの違いは、少しわかる気がします。ぜひ皆さんも試されるといいと思います。
自分というものを強く持つ事が今の現代人には足りないような気がします。自分もその一人と自覚して、思考停止状態で大衆迎合してしまう人間にならないように、頑張りたいと思います。