親松会 経営研究クラブが主催する経営研究会に講師として参加させていただきました。毎月1回の開催(8月はお休み)で今回で480回ということで、とても長く歴史のある研究会ということでびっくりしました。少なく見積もっても40年以上…私が生まれるよりも前からされている会でした。
参加されている方々は、水戸市を中心とした企業の社長様方や、会計事務所の税理士様などあまり今までお話ししたことのない方々でしたので、こちらも大変緊張しました。
介護保険についてという題目でしたが、グレーゾーンから見えてくる介護保険法の解釈論議やその課題、法令遵守、コンプライアンスなどについての真の意味について1時間弱でしたが、お話させていただきました。
今回の私の目標としては、異業種の方に少しでも介護保険制度の「変」なところやおかしいところを問題提起して、そのおかしいという声を少しでも行政に届ける原動力となればという思いで話しました。
保険者やケアマネの言いなりで、どこまでそれらが正しいことを言っているのか。きちんと見極めてほしい。きちんと根拠を示してもらいましょうとお話ししました。根拠もなく、「できません。」という人が多いですから。保険者がダメといっているのでと逃げるケアマネも多いですし。ダメといわれるならその根拠を保険者に示してもらって、利用者に納得のいく説明をして初めて説明責任を果たせるのです。皆さん、保険料を納めているのですから、希望サービスがあった場合、できないのであれば、当然の権利です。
異業種、さらに経営者の皆さまということもあり、鋭い質問や今の制度への異議が続出。その反応をいただけただけでもお話しした価値はあったと思います。
事業者だけでもだめ。利用者やその家族、社会全体で声を上げる事が大切だと感じます。その種をこれからも多少過激に、撒きつづけようと思います。
質疑応答も非常に熱く、盛り上がっていただき感謝します。お招きいただきまして本当にありがとうございました!